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安来市産 イチゴ「章姫(あきひめ)」・「紅ほっぺ」

春の訪れとともに“甘さ”もUP
安来節の里こそ県内最大のイチゴの産地

イチゴ

春の訪れとともに“甘さ”もUP
安来節の里こそ県内最大のイチゴの産地

年末より徐々にハウスものの出荷が始まり、2月、そして3月には露地ものが登場。価格の安定とともに一番の旬を迎えるのが真っ赤な実をつけるイチゴ
実は、県内最大のイチゴ産地で、しかも山陰地方で唯一まとまったイチゴの産地として地元市場で販売がなされてきたのが、豊かな自然に恵まれたココ「安来市」なのです。

栽培されている品種は、西日本の代表銘柄「とよのか」をはじめ、「さちのか」など多数に及び、近年その質の向上により地元市場も大きな注目を集めるようになりました。
そんな注目を集めるきっかけとなったのが、今回紹介する「章姫(あきひめ)」「紅ほっぺ(べに)」という品種。ともに静岡県生まれの品種ながら、この安来の土壌がよほど合うのか、出来上がった実は極上の甘みに。その味は全国を見てもTOPクラスとも評されるほどです。



際立つ甘みと大粒で鮮紅の実
安来が誇る2枚看板は地元限定のレアアイテム

「章姫(あきひめ)」は、とにかくかなり長い円すい形が特徴。平均15g程度と比較的大粒で、これは「とよのか」よりもやや大きいとされています。表面は鮮やかな赤で、中の果肉は淡紅色。糖度も一般的に甘いとされる「女峰」並みにある上に、酸度が低いため、さわやかな後口と後に残る芳醇な甘みがさらに際立つことに。「女峰」と「久能早生」と交配した品種で、特に冬、早春に糖度が高いと言われています。
一方「紅ほっぺ」は、ココ数年で一気に勢力を拡大した人気急上昇の品種。2005年より生産拡大やブランド化をすすめる活動も始まり、各地でも栽培する農園も増えてきました。
「章姫」にほのかな酸味が加わり、甘酸っぱいさわやかな大人の口当たり。糖度も高くメリハリのきいたうま味が特徴と言われています。

生産農家


生産者に聞いた
安来のイチゴがおいしい「ワケ」

なぜこんなにも安来のイチゴがおいしいのか、そんな秘密に迫るには突撃取材が一番!ということで、今回JAやすぎ 生産流通課・荒井さんのご協力、ご紹介でお邪魔したのが、安来市赤江地区に土地を構える遠藤さんの農園
荒井さん、オーナーである遠藤美沙子さんのお話を聞いているうち、「あきひめ」、「紅ほっぺ」のうまさの謎が徐々に解明されていきました。

「おいしい“ワケ”3箇条」
1. 大果がおいしいため、花の数を制限し、1つの苗になる実を調整していること。こうすることでより1つの実に栄養が集中し、甘みが強くなり、果肉も大きくなる(あきひめは4Lサイズで54g以上もあるのです)

2. この2つの品種は、とにかく熟すのが早い。そのため、一般的な「早むしり(熟す前にもぎ取ること)」をせず、ギリギリまで熟すのを待つ。その結果、格段に甘く、身が柔らかでジューシーな実に。よってJAやすぎグリーンセンター店舗、松江・米子・鳥取青果市場などほぼ地元にしか流通しない。(※一部は県外の広島市場に出荷)

3. 中海、豊かな平野部の大地など土壌に恵まれている。


これだけの味が全国的に知られない理由
それは鮮度維持と極限まで熟した芳醇な果実にあった

愛するわが子の自慢をするかのようにイチゴについて語る遠藤さん。
この真っ赤な果実には、際立つ甘さだけでなく、生産者の愛情、思いがしっかりと詰め込まれているのでしょうね。
そんななかから一粒もぎ取り、ほのかに土の香りがするフレッシュな実をパクッ。
ま〜、その崩れるようなやわらかさと、広がる甘さに驚き。しかも噛んだ実の断面からエキスがこぼれ落ちそうなほどにジューシーで、その完成度と言えば・・・。

これだけの味が全国ブランドにならない理由。
それは生産者のこだわりで地元にしか流通できないことにあったのですね。
ぜひみなさんにも味わってほしい。
出荷の最盛期は春を迎える3月から4月にかけて。
この真っ赤な果実を食べたいなら、ぜひ山陰へと直接足をお運びくださいませ。

「追加コラム」

〜イチゴの秘密〜

とにかくビタミンCの宝庫。
この成分はコラーゲンの生成に働くので、血管、皮膚、粘膜などを丈夫にする働きが。また、免疫力も高めるので、風邪やがんを予防する効果も期待できるそう。
イチゴは、水溶性食物繊維「ペクチン」が豊富なうえ、リンゴ酸、クエン酸を含むので大腸のぜん動運動を促すとも言われているのです。お肌に効果的と聞けば世の女性にはまさに放っておけないアイテムですね。


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