「山と海のシンフォニー」 1月23日 (島根県松江市)
今年に入ってから大山がその姿をみせてくれたのはわずか3、4日程度。
ただ今年、意外なことに気が付いたのですが、大山が見えた日、実は本当にキレイで霞むこともなくその姿を遠く出雲からも確認できるほど。
いつもなら少しもやっている状況で見えることが多いのに今年は一度もそれがない。本当に美しい大山を確認することができています。
スタッフはこういう日決まってできるだけ遠く離れた場所から大山を撮影するように心がけています。
特にここ、枕木山からの大山は格別の絶景。
手前に島根半島があり、その向こうに中海、大根島、弓ヶ浜に皆生温泉。そして一番後ろすべてを見守るようにわが心の大山がそびえているのです。
今年に入って何回出かけたかな(笑)
特に圧巻は先週の日曜日。天気予報は雨にもかかわらず、大阪から戻った深夜1時。その道中米子道が異常なほどの霧に包まれるなか、大山にたどりつけば、桝水高原のリフトの灯りに照らされくっきりと姿をみせているではありませんか。そのまま自宅に戻らず、ここへと直行、迎えた朝に見た風景は「ここ天国?」と勘違いするほどの雲海の上に立つ大山。いや〜〜、こういう風景に巡り会うために通い続けてきたとはいえ、それをはるかに上回る感動にただただ夢中でシャッターをきっていました(笑)
これだけ海と山が近いエリアはそうあるわけではありません。双方の恩恵を受ける中海、美保湾圏域はまさに全国に自慢できる自然と町が融合するゾーン。ぜひぜひもっと地元の人たちの力で大きくクローズアップされ、この素晴らしさが伝えられることをただただ願うばかりです。