「神の陽」 7月6日 (島根県松江市)
夏至前後の今の時期だけ、朝日、夕日ともに神様を感じる神秘的な時間に遭遇できます。
一つは以前、この絵日記でも紹介した大山・金門に沈む夕日。
神と人間の結界といわれる岩場のほんの数mの隙間に沈む夕日は感動的で、神います山・大山を象徴するシンボリックな風景として地元でも知られる貴重な時間として伝えられてきました。
そしてもう一つは朝日。
実は大山と海を挟んだ対岸にある島根半島。
その最東端、美保関灯台にたつ「地の御前」は、えびす様がここで釣りをしながらも航海の安全を見守っているという神話の地。
実はこの鳥居の真ん中に朝日が昇るというこれまた神がかった時間に出会うことができるんです。
不思議な偶然でつながる大山と美保関。
日の出は午前4時50分ごろと少々早いですが、早起きは三文の得ってことで、ぜひ今だけの時間を楽しんでみられてはいかがでしょう?どっかがこの朝日と夕陽をめぐる神話ツアーやってくれないかな?(笑)