茶園の“とれたて”はいかが?
新茶で楽しむ日本の香り
春の陽気に包まれた5月。
豊かな自然に恵まれた大山や出雲の各茶畑では摘み取り作業が目に付くようになりました。
そう、新茶の季節の到来です。
ここ緑豊かな山陰にも各所で茶畑が点在。この時期収穫作業にと追われる日々が続いています。
そこで今回は、“山陰の茶処”として名の上がる大山と出雲の茶畑を舞台に行われる「新茶イベント」をピックアップ。
新茶は香りを楽しむもの。この時期だけの特権に癒されながら、日本が誇る癒しグルメの最高峰をじっくり味わってみてはいかがでしょうか?
2007年05月15日
2007年05月16日
〜山陰にはこんな銘茶も〜
伯太茶・伯太番茶
お茶の生産が生産量・栽培面積ともに島根県で一番を誇る安来市伯太(はくた)地方。
伯太茶は、奥出雲の伯太川沿いの山麓で生まれた煎茶のことで、深い甘みとほのかな苦味、まろやかな喉ごし。
また、伯太番茶は、時間をかけて炒り上げているので香気が良く、口当たり柔らかなのが特徴。カフェイン、タンニンが少なく刺激の少ない番茶だけに、「赤ちゃんからお年寄りまで」幅広く愛飲されるお茶として人気を集めています。
TEL:0854-37-1122(伯太町茶農業協同組合)
福井製茶の大山ほまれ
古代遺跡の里、米子市淀江町にある福井製茶は、秀峰「大山」のふもとに約4.6haの茶畑を所有。自園自製のお茶を販売することで地元の厚い指示を得ています。渋みと甘みをしっかりと残し、お茶本来のうまみを引き出した昔ながらの浅蒸し製法が自慢で、「大山ほまれ」は地元を中心に多くのファンを抱える逸品として愛されています。
TEL:0859-56-2127(福井製茶)
新茶ならではの豊かな香りに癒されるひと時