加賀周辺エリア
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日本海に突き出た潜戸(くけど)鼻の先端と陸寄りの断崖に海食作用によってできた海食洞門。
先端にあるものを「新潜戸」と呼び、その長さは200mに。洞内は広く、波の静かな日には舟を乗り入れて探勝する事ができます。
一方、陸寄りの洞穴は「旧潜戸」と呼び、入口が幅5.5mであるのに対し内部の幅は約20mもあり、高さは10m以上、奥行きは約50mとなっています。内部には「賽の河原」の民間伝承により幾世代にも渡ったお供物や石が積み上げられ、薄暗い内部は鬼気迫る雰囲気をかもしだしています。
そんな潜戸をダイナミックなロケーションで眺めたいなら、普通車でやっと走れるかのような細道を抜けること約800m。たどり着いたのが先っぽに位置する「潜戸鼻」。
こちらは、入り組んだ岩場を間近に望み、遊覧船を真下に見下ろす隠れた穴場なのです。潜戸遊覧船は、新旧の潜戸をはじめこの壮大な岩場の脇をすり抜け、自然も神秘を楽しむ人気観光船。船の上から眺める潜戸にきっと言葉を失うことでしょう。
また遊覧船も出港する加賀港より小さな橋で結ばれるのが、島根半島の“リトルアイランド”「桂島」。サマーシーズンはビーチとして大活躍。実はこの島、珍しい動植物の宝庫として専門家からも注目を集めているんです。
日本海の入り組んだ海岸線脇を走る、野波〜加賀間の県道。
こちらは道路の開通を記念して植樹された桜(ソメイヨシノ)500本が、春の訪れとともに満開の花を咲かせてくれます。淡い桃色と日本海の青。絶妙なコントラストを描き出す春色の爽快ドライブをご堪能あれ。