






平田本陣記念館

平田本陣は、享保20年(1735年)に建てられた松江藩の本陣宿で、酒造業や木綿販売などで財を成した本木佐(ほんきさ)家の豪商屋敷。
こちらを移築、復元したのが、「出雲市立平田本陣記念館」です。
旧平田市(現出雲市)に寄贈された屋敷の部材を使って復元した本館に、展示館を併設、89年に開館。商人の町として栄えた歴史の紹介だけでなく、地域文化の発信にも力を入れ、展示館で開かれる企画展では日本画や陶芸作品、絵本の原画展なども楽しめます。
本館は、松江藩主が出雲大社参拝やタカ狩りの際に宿泊、休憩で利用した木造2階建ての屋敷を復元。延べ約965平方メートルで、柱や梁(はり)は、釘を使わない当時の工法で組まれ、1階の藩主がくつろいだ「上(かみ)の間」や藩主専用の「御成(おなり)門」は、当時のものをそっくり移築しています。
2階は、明治から昭和初期の民具、店内の帳場を仕切る格子や糸車など約500点を展示。木綿の集散地として栄えた様子を今に伝えています。
庭園は「出雲流」と呼ばれる枯山水の平庭で飛び石が地面から高く顔を出し、雪の日でも歩行可。
本館南の展示館(約550平方メートル)では、企画展を年5〜10回開催し、これまでに、大正から昭和に帝国美術展で活躍した平田出身の日本画家・小村大雲の作品や出雲焼、雲州刀などが紹介されてきました。
![]() | 0853-62-5090 |
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![]() | 島根県出雲市平田町515 |
![]() | 9時〜17時 |
![]() | 火曜、年末年始 |
![]() | あり |
![]() | 山陰道宍道ICより県道184号線経由車で約20分 一畑電車雲州平田駅より車で約5分 |
![]() | http://www9.ocn.ne.jp/~kyuhon/(出雲観光ガイド) |
江戸時代の豪商屋敷を移築復元
雲州の歴史・文化を発信するミュージアムに