
聞いて“おいしい”山陰・そば噺
B級グルメ
今、B級グルメがブームです。 B級グルメとは、安くて旨くて地元の人に愛されている地域の名物料理や郷土料理のことを言います。「B級」というとA級と比較して劣っていると誤解される人がいますが、身近にあって誰にでも親しまれる存在と解釈してほしいところです。つまり、価格的な意味合いが強く、決して味がB級という意味ではありません。まさに「安くて旨い!」という庶民の味といえます。また、B級グルメを通じて、地域の文化や歴史、暮らしに触れることができるという点も特徴です。このB級ご当地グルメでまち起こしをしようという動きが活発になっており、食で地域ブランドの確立を目指して活動している団体・グループも着実に増えています。 6月9日に松江市タウンプラザしまねで開催された記念フォーラム「地域と楽しく食の仕掛け人」で「出雲そばりえ」の認定制度を創設し、地域おこし、特色のあるまちづくりにつなげる活動の説明がありました。同じように身近な食をテーマとして地域おこしを行なっておられる佐世保バーガー(佐世保コンベンション協会)と、カキオコ(日生カキお好み焼き研究会)の紹介もありました。 これはB級グルメでまちおこしのまさに成功事例でしょう。その中で私がそば打ちをし、皆さんに「出雲そば」を食べていただだきました。会場でぶっつけ本番でしたので自信はあまりありませんでしたが、皆さんに気に入っていただけたようでした。
また、地元で愛され続ける「ご当地B級グルメ」が全国から一堂に会して王座を決める第2回「B-1グランプリ」という催しが、6月始めに静岡県富士宮市でありました。2日間で25万人が集まり大盛況だったようです。来場者による投票の結果は二年連続で「富士宮やきそば」がグランプリを獲得しました。やはりB級グルメは地元に愛されるのが一番だという証しでしょう。 「出雲そば」はまさにB級グルメの最高峰ではないでしょうか。地域の文化、歴史を感じさせ、気取らず、低料金で、それでいて旨さ格別、決して手抜きをしないでひたむきに精進しているお店が山陰にはたくさんあります。A級グルメといわれている高級料亭、レストランにはない、清楚で奥ゆかしい魅力が「出雲そば」にはあると思います。 |






