のどかな田園地帯の広がる安来市伯太町安田地区北谷。
周囲に街灯もほとんどないこの付近は夜ともなれば真っ暗。闇の静寂に包まれた時間がゆったりと流れています。
そんな中、ココ安田地区北谷の一角に突如浮かび上がる眩いイルミネーション。
周囲の景色とは反比例したその煌びやかな光景に、通る車も一瞬立ち往生。そこには,“光の玉手箱”が・・・
「えっ、何?」といった感じで一旦停止し、そのファンタジックな世界にしばし浸っている様子を目にすることができます。
実はこれ、地元の有志で結成した『ボランティア団体北の谷から』が毎年制作。
田んぼに作られたイルミネーションゾーン。農家のハウスの枠組みやイノシシ避けの金網などを再利用して低予算で実現した何とも独創的なアイデアにとんだイルミネーションなんです。
今年のタイトルは、「活気横溢『希望の光』」。
中央にはハウスの枠組みに設置された光の帯が美しいトンネル。
その周辺には“複数のクリスマスツリーや星型&さまざまなキャラクターのオブジェなどを配置。「広い田んぼ」と「暗闇」を最大限に利用した「他にはない」イルミネーション。
今年は特に子供さんからお年寄りまで楽しめる内容となっており、幻想的な時間を演出してくれています。