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第5回 米子・加茂川沿い〜湊山公園
今回は、すぐ近くに広がる県西部屈指の桜名所「湊山公園」でお花見を、また360度の大パノラマ「米子城跡」より市内の絶景を一望。“今”の米子の風景を目に焼き付ける一方、江戸、昭和初期の風情が残る加茂川沿いの町並みをぶらり人情旅へ。
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「春」の香りに包まれて
下町・米子をぶらり桜ウォーキング

かつて中海に入ってきた船と商家を結ぶ小舟が往来していた加茂川。今もこの界隈を中心に、川岸に並ぶ白壁の土蔵や橋、旧家が、商都として栄えた当時の町並みを物語っています。
ということで今回は、すぐ近くに広がる県西部屈指の桜名所「湊山公園」でお花見を、また360度の大パノラマ「米子城跡」より市内の絶景を一望。“今”の米子の風景を目に焼き付ける一方、江戸、昭和初期の風情が残る加茂川沿いの町並みをぶらり人情旅へ。
色、香り、音色など、五感で「春」を感じながら、新旧「米子」の風景に、移りゆく時の流れを実感。そんな旅のしおりをご用意致しました。


あったかい地元の人たちに囲まれて・・・
“こんにちは”笑顔の出会いから人情旅は始まります

まずは、加茂川沿い、白壁土蔵の建物が風情をかもす一帯をぶらりと練り歩きます。商都米子の面影が一番色濃く残る界隈。見るものすべてに「当時」のシーンを思い起こさせるヒントがあり、ついつい江戸の町並みを頭の中で再現してしまいます。
通りを散策していると、すれ違う人からはニッコリ「こんにちは」の声が・・・。
これが人懐っこい米子人の気質。地元民のあったかい人柄を垣間見る瞬間でもあります。「後藤家」、「寺町銀座」といった町並みを歩いた後、おばあちゃんが今も現役で地元の子供たちとふれあう駄菓子屋「岡本一銭屋」、地元作家による作品が並ぶ「是楽暮舎(こらぼしゃ)」、地元の特産が並ぶ「下町館かどや」へも寄り道。童心に返ったり、素朴な風合いの作品たちに心ときめいたり、春ならではのお菓子を堪能したりと、ゆったりとした時間を過ごします。



川沿いに咲く艶やかな桜を船上から

春の遊覧船はいつもに増してドラマチック



その後、舞台は船上へ。ゆ〜らゆらと下町風情を巡る「加茂川中海遊覧船」に乗り、川の上からレトロな下町観光を楽しみます。そして船は小さな川から、一面に視界がひらける中海へ。ダイナミックなロケーションの中、水鳥たちも乗船客を歓迎?心地いい春の南風を受けながら、約45分の爽快な船旅を満喫することが可能です。


山陰屈指の人気を誇る桜の名所
お隣、高台の城跡からは360度の大パノラマを

船を降り、最後に向かった先は、春の装いに包まれた「湊山公園」。周囲一帯が桃色の花に彩られるこの時期、多くのお花見客で賑わいをみせ、4月上旬には「桜まつり」も開催。自然が一斉に色づく春を盛大に祝います。
その後、お隣の「米子城跡」(写真)を目指し約15分のプチ登山を敢行。久々の山道を苦労して歩き、頂へとたどり着けば、北に広がる市内の町並みに、日本海のパノラマ、西の中海、東の大山と360度の大パノラマ。道中の疲れも思わずふっと飛ぶ感激のご褒美が待っているのです。
夕暮れには中海が赤に染まる夕日のショーも満喫。
自然が描き出す感動のクライマックスでこの旅を締めくくります。

旅のクライマックスはこんな夕景で・・・
日没30分前よりスタートするサンセットライブ。春旅のフィナーレはこんなドラマチックなシーンで締めくくってみてはいかがでしょうか?だって中海に沈む夕日には、しばし人を感動させる“魔法”がかかっているのですから・・・

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