中海に浮かぶ小さな島「大根島」。
コチラは島全体が牡丹の里、高麗人参の里として知られ、時期ともなる5月には、毎年島を挙げてのお祭りを開催するなど大いに盛り上がります。
そんな島の中でも特に観光客に人気を集めるのが山陰一の回遊式日本庭園を誇る「由志園」。
今回はこの園内をしっとりと歩きながら、4月14日より開催される「春の花まつり」を見学。色とりどり、艶やかに咲く花々と雅な庭園との競演をじっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか?
ちょっとしっとり艶やかに・・・
自分自身にそう問いかけながら、春の庭園をゆったり歩いてみませんか?
由志園とは・・・
中海に浮かぶ大根島は、江戸時代に遠州からボタンを移植して以来、山陰一のボタンの産地として知られています。その中で抜群の知名度を誇るのがココ「由志園」。山陰屈指の規模を誇る回遊式日本庭園で、約1万坪もの広大な庭園では、春はツツジや桜、夏は菖蒲、秋は紅葉、冬は寒牡丹など、四季を通じて日本伝統の花々が楽しめるというもの。
もちろんボタン園も充実。
展示温室「牡丹の館」では、いつ訪れても楽しめるようにと、様々な工夫で常に満開状態を継続。美しく、艶やかな姿にウットリすることでしょう。
ほか、ヤマタノオロチ神話をテーマに、荒々しい渓谷をイメージした「竜渓滝」、500坪の寒牡丹園など、楽しみ方もいろいろ。庭木や敷石、雪見灯篭をしつらえた風情あふれる日本庭園とともに、素晴らしき和の伝統、趣を感じることができます。
また園内には日本庭園を取り囲むように3つの食事処があり、大根島名物でもある高麗人参を使った郷土料理を味わうことも可能で、ミュージアムショップでは、牡丹を型どった牡丹まんじゅう、ぼたんハンカチなども販売。
和の伝統美にふれながら、四季の風情を実感。
そこには日本ならではの、ゆとりとくつろぎの時間が存在しています。