山陰観光 旅のポータル
夏野菜の顔「トマト」を訪ねて奥大山へ めぐり合ったのが全国に誇る逸品「桃太郎8」
実は隠れたブランド食材の宝庫・日南町 その実力、落ちたほっぺでわかります
最終更新日:%FOLDERLASTUPDATE%


実は隠れたブランド食材の宝庫・日南町
その実力、落ちたほっぺでわかります(笑)

暑い夏の到来とともに収穫が始まるトマト。
実は、ココ山陰に全国的にも評価が高いブランドトマトがあるのをご存知でしょうか?
その場所が、島根・広島・岡山の3つの県境に接する鳥取県西南端、日野川の流れる自然豊かな日南町。
この地は肥沃な大地と豊かな自然、清流という恵まれた土壌で、栽培される食材すべてがおいしい基準とされる「甘み」を含み、素材感も濃厚。お米に、リンゴ、自然薯などなど様々な特産品がこれまで生み出されてきています。

真っ赤なすごいヤツ
その完熟した実は都心部でも最高の評価

そのトップ・オブ・クイーンこそがこの真っ赤に色づき、はちきれんばかりの実の張り、輝きを放つ完熟トマト「桃太郎8」。
7月中旬より初出荷を迎え、これから本格化。11月中旬まで地元市場を中心に、大阪や岡山方面に向け出荷されていきます。

ということで、行ってきました日南町。
トマト農家を営む實延さんの農園にお邪魔し、あれやこれやと突撃取材を敢行。
そのおいしさの秘密を探ってきました。

「桃太郎8」ってどんなトマト?
甘いトマトとして今や全国区の味をさらに品種改良したもの。美しい濃桃色で、完熟した際の糖度が高いのが特長。なかでも秋口の完熟したものの味はまさにフルーツ感覚。日南町では、2004年から3年計画で「日南町トマト二億円プラン」を策定。今年は57戸の農家が5.75haで栽培し、初出荷となる7月12日には300ケースを出荷。11月中旬まで、地元の市場を中心に、関西、山陽方面に向けても出荷されます。


この「名人」に聞きました

この道30年 トマト作りの祖
實延和夫さん(70)

コチラ實延さん、実は日南トマトにおける栽培のパイオニア的存在。
實延さんをきっかけにトマトの生産がはじまり、今のこの日南を支える一大特産品にまでのし上げた、いわばトマト作りの元祖とも言えるお方なのです。
農園の場所は、日南町のなかでも比較的標高の高い山上地区。
この地は、平地に比べ朝晩の寒暖差が大きいため野菜や果物の栽培にすぐれる好立地。
その場所で30年、試行錯誤を繰り返しながら高齢化の進む生産農家が生き残る道を模索してこられたそうです。
その結果、たどりついたのが「省力農法」と呼ばれる栽培スタイル。
これは重労働と言われるトマト栽培を少しでも簡単にするために開発されたもので、降雨量の多い日南町にあって雨よけのハウスを作り、春先に小さな苗の段階で植え、あまり水を与えないことで苗の生命力を極限にまで引き出し、周囲に根を伸長させる方法で、長く伸びた根がしっかりと栄養分を吸収することでより高糖度のトマトの生産が可能になったのだそうです。しかも農家の負担は少なく、あまり手のかからないことから、町内への栽培普及を考えておられます。

ご夫婦で営む農園は、約20アール。
1個1個わが子を見守るかのように状態を見極め、まだ身が青や黄色の段階、長年の経験に基づいた適度な色味で摘み取る技術はまさに名人芸。
早くもなく、遅くもなく、これが出荷される際には真っ赤な完熟の状態で抜群の甘さを武器に各市場へと出荷されるのです。
「日南のトマトは日本一」。そう語る自信の裏には、素材作りに適したココ奥大山の土壌にあると實延さんは誇らしげに語ります。またいつ頃がおいしいのか?の問いには「徐々に朝晩の寒暖差が出る8月末から9月ごろが一番甘さがのっておいしい」とも自信たっぷりに断言。
山の天然水、山地ならではの朝晩の寒暖差に、肥沃な大地。そしてJAを中心とした生産農家の真摯な取り組みが相まって今、日南トマトが全国区に。
今後の展開・・・、要注目です。

こんなトマトの楽しみ方も・・・
2大濃縮トマトジュースを飲み比べ
リポートby編集部カラッキー
町で見つけたもう一つのトマト。このトマトジュース、過去関西で1万件以上、山陰に来ても1000件以上を取材してきた私にとっても衝撃の味。生食と違い、ジュースにするトマトの栽培は実が真っ赤に熟すまで摘み取りません。まさに完熟をもぎとり、ジュースにしているのです。2年前に出会った時、その味に一目惚れ。しかし昨年は冷夏の影響で今ひとつだったその甘さ、濃さ。
今年は如何に・・・。いざ、テイスティング!

池田さん家のおいしいトマト 
完熟トマトジュース  900ml 600円

田舎ならでは、温かいお人柄の池田さんご夫婦が丹念に育てた「桃太郎トマト」は真っ赤で、触ると実がつぶれてしまいそうなぐらい柔らかい完熟具合。一口含んだほのかな酸味のあと、それを消す去るかのような甘さが口いっぱいに広がります。池田さん曰く「トマトサラダを噛まずに食べた感覚」にも思わず納得。これからはトマトの甘さがさらにUP。今でこの甘さなのに・・・、そのおいしさ、いやはや天井知らず?
TEL・FAX:
0859-82-0794(日南町特産品開発部会)
e-mail:  nitinantomatoikd@sea.chukai.ne.jp">nitinantomatoikd@sea.chukai.ne.jp

トマトジュース 
完熟 素っぴんトマト 
500ml 500円、900ml800円

かたや、コチラのトマトジュース。
“素っぴん”というだけあり、まさに化粧なし、素材感を直球勝負で楽しめる「ザ・トマト」な味。すっきりの味わいのなかにも甘さがしっかり、コクもあり、1杯飲むだけでしっかりとした満足感を得ることができました。生産農家の思いが詰まったまさに“情熱の赤”。野菜が甘いことをしっかりと証明しています。
TEL・FAX:
0859-82-0413(日南町トマト加工部)

完熟トマト&トマトジュースを計15名にプレゼント!


このサイトのユーザーに朗報!
簡単なアンケートに答えるだけで、これからどんどんおいしくなる日南町の完熟トマトを抽選で計15名にプレゼント。このチャンス、決して見逃すなかれ!

・JA日南支所 完熟トマト1ケース(秀品、2L) 5名様
・池田さん家のおいしいトマト 完熟トマトジュース3本セット 5名様
・トマトジュース 完熟 素っぴんトマト(500ml×2) 5名様



応募は締め切らせていただきました。
たくさんのご応募ありがとうございました。


※当選者につきましては、〆切後一週間以内にメールにて当選のお知らせが届きます。その後、こちらのアドレスへご住所、ご連絡先を送付いただき、商品を発送させていただきますのでご了承くださいませ。

◎トップページ
Copyright (c) 山陰ポータルサイト運営会議 All right reserved.