この「名人」に聞きました
この道30年 トマト作りの祖
實延和夫さん(70)
コチラ實延さん、実は日南トマトにおける栽培のパイオニア的存在。
實延さんをきっかけにトマトの生産がはじまり、今のこの日南を支える一大特産品にまでのし上げた、いわばトマト作りの元祖とも言えるお方なのです。
農園の場所は、日南町のなかでも比較的標高の高い山上地区。
この地は、平地に比べ朝晩の寒暖差が大きいため野菜や果物の栽培にすぐれる好立地。
その場所で30年、試行錯誤を繰り返しながら高齢化の進む生産農家が生き残る道を模索してこられたそうです。
その結果、たどりついたのが「省力農法」と呼ばれる栽培スタイル。
これは重労働と言われるトマト栽培を少しでも簡単にするために開発されたもので、降雨量の多い日南町にあって雨よけのハウスを作り、春先に小さな苗の段階で植え、あまり水を与えないことで苗の生命力を極限にまで引き出し、周囲に根を伸長させる方法で、長く伸びた根がしっかりと栄養分を吸収することでより高糖度のトマトの生産が可能になったのだそうです。しかも農家の負担は少なく、あまり手のかからないことから、町内への栽培普及を考えておられます。
ご夫婦で営む農園は、約20アール。
1個1個わが子を見守るかのように状態を見極め、まだ身が青や黄色の段階、長年の経験に基づいた適度な色味で摘み取る技術はまさに名人芸。
早くもなく、遅くもなく、これが出荷される際には真っ赤な完熟の状態で抜群の甘さを武器に各市場へと出荷されるのです。
「日南のトマトは日本一」。そう語る自信の裏には、素材作りに適したココ奥大山の土壌にあると實延さんは誇らしげに語ります。またいつ頃がおいしいのか?の問いには「徐々に朝晩の寒暖差が出る8月末から9月ごろが一番甘さがのっておいしい」とも自信たっぷりに断言。
山の天然水、山地ならではの朝晩の寒暖差に、肥沃な大地。そしてJAを中心とした生産農家の真摯な取り組みが相まって今、日南トマトが全国区に。
今後の展開・・・、要注目です。
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