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松江駅の駅弁にニューフェイス 肉質柔らか、ブランド牛のゴージャス弁当が登場!
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列車旅の楽しさを支える一つに駅弁があります。
JR松江駅構内、様々な駅弁を取り扱う「一文字家」さんの軒先にこのほど新しい商品が仲間入り。その名も「およぎ牛弁当」。
およぎ牛? なんじゃそりゃ?と思われる方も多いでしょう。
でも読んで字の如く、泳ぐ牛を使った弁当なんです(そのまんまやん)
実は島根県沖に浮かぶアイランド「隠岐島」の知夫(ちぶ)の伝統に「牛の海泳ぎ」があります。
牛の海泳ぎは、島から島へ牛を泳いで渡らせる隠岐島の風習で、見事な“犬かき”ならぬ“牛かき”で器用に泳ぐ姿が噂を呼び、今では知夫村の観光名物に。
そんな器用な技を持つ牛は、隠岐島生まれの潮凪牛(しおなぎ)で、但馬や松阪といった今や名ブランドとなった高級和牛のルーツでもある「しまね和牛」でもその歴史に大きく関わる超エリート。
豊かな自然に放牧され、ストレスなく育った牛は高品質で見事なサシを誇ります。


そんな肉で作った弁当となれば・・・・
ってことで、早速弁当を拝見。

元々は松江開府400年とJR松江駅開業100年を記念して商品化されたもので、そのコンセプトは「県産食材を使った商品づくり」。
薄切りにした脂ノリノリな潮凪牛を、奥出雲産の本醸造醤油などで味付け。それを県産コシヒカリの上にのせ、さらに島根和牛のそぼろ、出雲市産の西浜イモをトッピング。そして仕上げにこれまたブランド価値赤丸急上昇中の海士町産の天然塩「海士乃塩」をサッと振りかければ完成。

これだけの食材が詰まれば、うまいのも当然。
そしてご当地駅弁のニューフェイスとして今後注目を集めること必至。
現に京王百貨店(東京都)が話題性を評価し、全国駅弁大会の特集企画商品にする予定とのこと。その味を先取りにて楽しんではみませんか?

ちょこっとコラム
〜泳ぐ牛と肉質の関係〜
何を隠そう取材スタッフKは元スポーツインストラクター。
そんな視点から泳ぐ牛の秘密を勝手に紐解きます。

およぎ牛「あらゆるスポーツの中で水泳の利点はとにかくバランスの良い筋肉と柔軟性のある筋肉を生み出す効果が見込めます。あまり体に負担をかけず必要な筋肉だけを動かすことはケガのリハビリなどに使われることでも実証済み。ということは、これらの牛たちもきっと泳ぐことで脂肪と筋肉のバランスがよくなり、上質で柔らかい肉質になると考えられます」

ん〜、なるほど。みなさん納得できました?

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