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広瀬絣センター(藍染め体験)
母から娘へ受け継がれた絣織りの技術を見学し、藍染体験でジャパンブールーを体感!
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「道の駅 広瀬富田城」内、安来市広瀬町が誇る伝統工芸「広瀬絣」を今に伝える資料館。
館内に入り、まず目に飛び込むのがズラッと並ぶ機織り機の数々。「伝習所」も併設され、伝習生によりその技が今に息づく様を間近で見学することができるのです。
「カタン、カタン」リズミカルに動かされた手足から放たれる音は、どこか懐かしく、まるで田舎にでも帰ってきたかのような和やかな気持ちにさせてくれます。
広瀬絣は、大柄の絵文様を得意とし、複雑で精密な絵文様を正藍1色に濃淡を交えて、図柄がくっきりと浮かび上がる様に織ることで、洗うほどに趣を増す正藍染めを施したもの。 何か1つ部屋に飾るだけで、どこかホッと落ち着きを与える、そんな風合いを見る者に与えてくれます。

広瀬絣センター(藍染め体験)

もちろん館内では、県無形文化財の広瀬絣に関する資料を展示。
瓦葺きの純和風で、織場、甕場などからなり、町内で使用されていた広瀬絣の貴重な型紙、布地などを陳列し、絣製品の販売も行われています。
またレジャー客に人気なのが、40cm四方のハンカチに思い思いの模様を思い浮かべながら輪ゴムで縛り、藍で染める「藍染め体験」。(右下の写真)
料金800円(要予約) と手軽にトライでき、旅の記念にと喜ばれています。

広瀬絣とは?
1824年(文政7年)、町医者の妻女・長岡貞子が米子町から染色の技術を学んで広瀬に持ち帰り、町内の女性たちに伝えたのがはじまり。大柄の絵文様を得意とし、複雑で精密な絵文様を正藍1色に濃淡を交えて、図柄がくっきりと浮かび上がる様に織るのが特徴。
1962年には県の無形文化財に指定され、1970年に伝習所を設立。そして1985年、この広瀬絣センターが完成しました。


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