この国を司る名将・尼子経久が鼓楼を設けて太鼓を打ち鳴らし、戦士の士気を高めたとされる場所。また時を報じたのでこの名があると言われています。
それから数百年が経った現在は、600本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所として知られ、4月上旬頃には桜まつりも開催。
また、月山の麓にあるため、山頂までの自然道は、ハイキングコースとしても人気を集めています。
紅葉の千畳平と称する広場の上には、中国地方の戦国両雄である尼子氏対毛利氏の激烈な戦いが繰り広げられ、その悲運の名将・山中鹿介の銅像も建立。この銅像を囲むように咲く桜は、哀愁を感じさせます。