桃山時代を中心とする古備前や、5人の人間国宝作家の作品約330点を有する備前焼のコレクションは日本屈指。備前焼以外にも、油彩、水墨画に独自の境地を開いた広瀬町出身の芸術家、加納莞蕾の作品を中心に、小野竹喬、池田遙邨の絵画や、陶器など約500点を収蔵しています。また、地元出身作家の彫像をはじめ、数々の作品が季節ごとに変わる展示で楽しめるほか、加納莞蕾が好んだというシロハギが植えられた庭園もあり、周囲の豊かな自然に溶け込んだ風景に心癒されること請け合いです。