漫画家にして妖怪研究家、冒険旅行家でもある水木しげる氏。
「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる水木氏の出身地、境港市に異才の魅力と作品の集大成として平成15年に開館。
所蔵点数は約700点。記念館オリジナルイラスト、絵画、昔のコミック本、海外収集した妖怪コレクション、妖怪フィギュアなどが展示されています。
100年の歴史を誇る料亭を改装して造られた重厚な雰囲気の館内では、迫力満点の妖怪オブジェが迎えてくれ、ジオラマと映像による妖怪の解説やスクリーンに映し出される映像など、視覚聴覚をフルに使って独創的な妖怪世界に浸ることができます。
〜館内グルッと一周〜
げげの間
大正11年誕生から、少年時代、青年時代、そして現在までに描いたイラストや水彩画など貴重な作品を展示
水木しげるの仕事場
東京・調布市にある水木先生の仕事場を再現。見れば見るほどお宝の山!ここからあの名作が生まれると思うとワクワクします。
妖怪アパート
水木作品の中で最も親しまれている「ゲゲゲの鬼太郎」。彼らが住む妖怪アパートがコチラ。管理人は砂かけ婆と子泣き爺。実はこのアパート自身も妖怪なんです。
妖怪の世界「のんのんばあとオレ」
妖怪のジオラマに圧倒。妖怪の前にあるモニターには、のんのんばあが水木少年に妖怪の話をする光景が現れます。通路に面してのパネルの内容も必見。
妖怪の世界「妖怪洞窟」
照明が変わるたびに表情も変わる仕掛けが・・・。洞窟にいる妖怪たちをみなさんはどれだけ知っていますか?
妖怪の世界「あやしの土蔵」
料亭時代からあった地下室が開かずの土蔵に。ココに妖怪たちが住む風景を再現
映像シアター
スクリーンの映像と音響で妖怪たちを体感してください。
精霊の間 水木しげるの冒険
水木先生が世界中で集めた妖怪コレクションの展示と、先生の旅の記録を写真にてご紹介
企画展示室「鬼太郎ものしり大辞典」、「妖怪道五十三次」
鬼太郎や仲間たちの秘密や、水木しげるの「妖怪道五十三次」55枚全てを展示しています。並列の歌川広重の「東海道五拾三次」と見比べながら見ると魅力倍増です。