めのう製作の縁起は神話の時代までさかのぼり、玉湯町は三種の神器の一つ「八坂瓊勾玉」の発祥の地であるといわれています。玉湯町内にある花仙山から産出する青めのうは古代から勾玉などに加工。天然石で硬度が高く磨き上げると、その艶がいつまでも消えないことから、何度も何度もけずり、仕上げには熱が出るまで摩擦し磨き上げます。一人の職人が原石の切断から研磨・仕上げまで一貫して行なう手作業です。