島根半島沖のあご(飛び魚)を使用し、炭火の手焼きを守りつづける享保12年(1727年)創業の老舗蒲鉾屋(あご焼き屋)で自慢の2品が、「地伝酒あご野焼き」と「粕取酒あご野焼き」です。
★地伝酒あご野焼き
地伝酒で調味して、無添加仕上げ。素朴な風味で、初めてあご野焼きを食べる人は特に魚の風味に感激する人が多い。地伝酒とは、もち米で仕込み、木炭を入れ、かくはんしてしぼりこんだ調味酒で、アルコール度はなく、魚の生臭さの原因であるアミン類を揮発させる効果のあるものです。
★粕取酒あご野焼き
粕取酒(かすとりしゅ)で調味し、調味料を少々使ったしっかりした味。お酒のかおりが少し残りますが、酔うほどではなく、大人の酒の肴に最適です。
粕取酒とは、アルコール度25度〜26度の粕取酒乙類のことで、とくに血液浄化効果があり、体に優しい調味料として昭和13年当時から使用されています。
職人さんの指導のもと「あご野焼き」の手焼き体験も可。あごの旨味が生きたオリジナルの蒲鉾「あご野焼き」(840円相当)を持ち帰ることができます。