山陰観光 旅のポータル
松江しんじ湖温泉・松江しんじ湖温泉足湯
“水の都”に立ち上るほっこり湯煙美景と名湯に癒される宍道湖畔の温泉地
最終更新日:%FOLDERLASTUPDATE%

松江しんじ湖温泉


“水の都”と称され、多くの観光資源を持つ古都・松江。日本でも10本の指に入る大きさの「宍道湖」と「中海」、2つの湖をつなぐ「大橋川」の流れ、松江城の周囲をぐるりと巡る「堀川」と、“水”とは切っても切れない関係にあります。周辺に点在する「温泉」もその一つで、松江城のすぐそばに湧く「松江しんじ湖温泉」は、特に市民に親しまれている温泉です。


昭和46年(1971年)開湯と比較的新しい温泉で、地下1250mから湧き出す温泉は77度と高温な上、湯量が豊富。保温効果のあるナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉で、神経痛、関節痛、筋肉痛、冷え性などに効能があるといわれており、浸かっていると体が芯からほぐれていくようです。開湯当時は「松江温泉」と呼ばれていましたが、2001年に名称を一般公募し、今の名前に決定しました。温泉街の西の外れにある湯元には、温泉の恵みに感謝して建立された「お湯かけ地蔵尊」が祀られており、湯をかけて手を合わせれば、健康と幸せになれるという言い伝えが残されています。


その地蔵尊から松江大橋のたもとまで、宍道湖北岸に沿って8軒の温泉旅館が並んでいます。それぞれに趣向を凝らしたお宿は、いずれもレイクビュー。部屋や湯殿からは、季節や時間帯でその表情を次々と変えていく宍道湖を望むことができ、水郷ならではのゆったりとした趣は格別です。


温泉街には、松江にゆかりある文人の文学碑が建つ「千鳥南公園」や「末次公園」があり、宍道湖から吹く心地よい風を受けながら湯上がりの散策を楽しむことができます。ここからの情景もまた素晴らしく、朝もやの中にゆらゆら浮かぶシジミ取りの舟、湖面をオレンジ色に染める夕日、対岸の明かりがポツポツと灯る夜景を水際で眺めることができるので、繰り広げられる“宍道湖百景”を存分に楽しんでみてください。



駅前の足湯にて“お気楽温泉”はいかが?
お持ち帰りすれば、家風呂が名湯に早変わり


温泉街の玄関口である一畑電鉄「松江しんじ湖温泉駅」前には、足湯があります。気軽に温泉を無料で利用可能(清掃時間:火・木・土曜の6〜8時)。屋根があるので少々の雨なら平気で、多くの人でにぎわう癒しのスポット。松江しんじ湖温泉駅の売店で足ふき用のタオル(110円)を販売しているので、手ぶらで訪れても大丈夫。浸かっていると、熱めのお湯が全身を温めてくれてポカポカに。血行がよくなり、疲れがだんだんとほぐされていくようです。電車・バス待ちの間や散策に疲れたときの“ひとっ風呂”にいかがですか?


平成7年(1995年)には、新たな源泉が掘り当てられました。これによりさらに多くの湯量に恵まれたので、「温泉スタンド」を開設。足湯から程近い国道431号線沿いにて、100リットル100円で販売されています(営業時間12〜20時)。自宅に持ち帰れば、家のお風呂が“自分だけの温泉”に。最高に贅沢なバスタイムが味わえます。


◎トップページ
Copyright (c) 山陰ポータルサイト運営会議 All right reserved.