そこから車で約5分。車は「しおかぜライン」を走って島根半島最東端の「美保関灯台」へ。
1898年建立、山陰最古の灯台「美保関灯台」(高さ14m、水面 からの高さは83m)は、世界の歴史的灯台100選にも登録、2007年には灯台として初めて国の有形文化財に指定されました。岬の下に見える鳥居は沖の御前島といい、美保神社の祭神えびすさんが釣りを楽しんだ所と云われています。
春先には約5000本のツツジが咲き乱れる「関の五本松」もココからすぐ。大町桂月が天下の大天橋と褒め称えた花と絶景に囲まれた爽快な時間を満喫できるハズです。
真っ青な海を望むシーサイドドライブで行く美保関。
潮風を体全体に浴びながらの時間は、デート&ファミリーツアーにもピッタリです。
美保神社
各地に鎮座するえびす様の総本社。縁結びともゆかりが深く、境内では、紅白で揃う縁結びのお守りも販売。大社造りの社殿が2つ並ぶ本殿は「美保造り」と呼ばれ、国の重要文化財の指定も受けています。またえびす様は鳴り物が好きな神様で、宝物館の中には出雲琴など色々な楽器を収蔵。4月の青柴垣神事と12月の諸手船神事は、出雲の国譲り神話の代表的神事です。
青石畳通り
民話の世界へとタイムトリップしたかのようなスローな空気に包まれる小さな石畳の通り。この石畳、雨の日にはうっすらと青色に変化することからその名が付いたと言われ、高浜虚子など文豪も多く訪れた由緒正しい旅館、旧家が並んでいます。その一角、「太鼓醤油店」は、美食家・北大路魯山人もその味を絶賛したという蔵を構えて約100年の老舗。散策のお土産にも便利です。
美保関灯台
1898年に完成した山陰最古の石造りの灯台で、高さ14m、水面 からの高さは83mを誇ります。地蔵岬灯台として初点灯された当時のままの白色円筒形造りは「世界の歴史的灯台100選」にも選定され、2007年には灯台として初めて国の有形文化財に指定。灯台守の宿舎だった赤い屋根の建物は、現在、日本海を一望する「灯台ビュッフェ」として人気を集めています。
関の五本松公園
美保関漁港の西の丘陵の標高100m〜130mの小高い丘にあり、かつて船が目印にしたという5本の松。そのうちの1本が民謡「関の五本松節」の由来になったという松です。標高150mの丘は公園として整備され、小道をたどり着いた展望台からは、北方に隠岐を眺めることもできます。4月下旬〜5月上旬は約5000本のツツジが満開。