祐生出会いの館
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南部町出身の孔版画家・板祐生(いたゆうせい)の作品と、彼の郷土玩具等のコレクションを一堂に会した記念館。
その数なんと合わせて32,000点。
祐生が生涯をかけて集めたコレクションは、郷土玩具をはじめ、昭和の古き良き時代を感じさせてくれるポスター、マッチ箱、切手などノスタルジックなものばかり。
そこには、祐生の追い続けた夢があふれています。 現在展示されているものは、郷土玩具約2,000点、ポスターマッチのラベル、などのコレクション約40,000点の中から厳選したもの。
しかし、未だ未整理の物が多く、調査が済み次第公開していく予定だそうです。
板祐生は郷土玩具をこよなく愛した蒐集家として全国的にも有名ですが、彼はただ郷土玩具を集めるだけでなく、その蒐集した玩具をひとつひとつ孔版画にし、そして全国の友人に送ったのです。
祐生の作った一枚の孔版画は小冊子に姿を変え、全国の友人のもとへ送られていく・・・
そして祐生の心のこもった作品は、人々の心を動かし、友人達は各地の郷土玩具を御礼の意味を込めて祐生のもとへと送り返していった。
こうして祐生のコレクションはさらに豊かなものとなっていったと言われています。