植田正治写真美術館01
地元出身の世界的写真家・植田正治氏。
故郷を離れず、山陰の空や砂丘を背景に被写体をオブジェのように配して撮る独特のスタイルは、写真発祥の地、フランスでも「Ueda−cho(植田調)」と呼ばれ、世界的にも有名に。最近では、歌手・俳優として活躍するほか、アーティストとしてもたぐい稀な才能を発揮する福山雅治さんが師事していることで、一躍世間の注目を集めました。
そんな植田氏の功績を称え、1995年9月23日、故郷でもあるこの地に建てられたのが、建築家・高松伸氏設計による「植田正治写真美術館」。
大山が"伯耆富士"の形で望める周囲の景観を取り込んだ建物自体、まさに巨大なアート作品を彷彿とさせてくれます。