こちらの住雲寺、別名「ふじ寺」と呼ばれ、境内にはフジの大木が全部で4本。
樹齢40数年とその歴史は比較的浅いですが、花の房が六尺(1.8m)まで垂れ下がる「六尺フジ」という種類にあたるもので、これは日本各地で数カ所しか存在しない貴重なもの。そんなことから、この場所がフジの名所として全国的にも知られるようになりました。
ゴールデンウィーク期間中には、毎年恒例の「藤まつり」を開催。
春の陽気に包まれるこの時期、境内に立つフジの花が一番の見頃を迎え、フジ棚から垂れ下がる淡い紫の花々の下、多くの見物客が訪れ、美しいお花見を楽しみます。
「藤まつり」期間中は、美しく咲き誇る花々の下、茶席などを用意。
和の風情に包まれながらお抹茶やお菓子で一服、
そんな日本的な演出で訪れた観光客をもてなしてくれます。