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知ってて楽しい「神在月」トリビア
「神在祭」にまつわるプチトリビア知ってて役立つ「へぇ〜」なお話を集めました
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その壱 
これってお祭り? 静粛に過ごす「神在祭」
神在祭は別名「御忌祭(おいみまつり)」と呼ばれるように、ただ静粛に忌籠る厳かな祭りで、太鼓や踊り、御輿を繰り出す賑やかなものではありません。「神様の邪魔をしてはいけない」。ということで、神社での歌舞音曲は禁止、土地の人も騒いだりせず、家を建てるのもこの時期控えるそうです。


その弐 
神在月と国の新酒第一号
出雲市にある「佐香神社(松尾神社)」は酒造りの神として有名。そもそもこの社には、「神在月で集まってきた神々が話し合いをされている時、たまたま見つけたお酒の呑みおいしかったことから、その場所で180日間も酒盛りを楽しんだ」という伝説が残されています。この話に基づき、神社では、神田で採れた新米一石を使って宮司自ら御神酒を作り、10月13日の秋季大祭で参拝客に振る舞い、その御神酒が国税庁の新酒第一号に。神様も楽しむこの場所での宴会。さぞうまいのでしょうね。


その参 
神様の寝床は?
神在祭でこの地を訪れる多くの神様。そんな神様が宿泊するのが出雲大社の十九社と言われています。


その四 
出雲の阿国と出雲大社の意外な接点
歌舞伎の始祖と言われる出雲の阿国。そもそも阿国は大社の鍛冶職の娘で、大社の巫女だったと伝えられています。大社の本殿が修理されることがきっかけで旅に出、元々踊りの才能があったことから、京都で念仏踊りを上演し人気を博すなどその後の活動に影響。その波乱に満ちた人生は小説などで多数描かれています。晩年は帰郷し尼となり、静かに余生を送ったそうです。

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