1. 白鳥ロードまずは白鳥たちと感動のご対面。安来市郊外、のどかな田園が広がる能義平野には、毎年シベリアからコハクチョウが飛来。この平野を走る県道の1つを「白鳥ロード」と名付けました。昼間はえさを食べに能義平野の田んぼに飛来し、稲刈りの後に生えてくる茎に付着したわずかな穂をこさげて食べるのだそうです。
2. 農村公園「出雲織 のき白鳥の里」しっかりと観察したいなら昔ながらの茅葺きの佇まいが残る「出雲織 のき白鳥の里」へ。「白鳥観察棟」では、シーズン中、バードウォッチングを楽しむ人々の姿が多数見られ、遠くには秀峰大山(だいせん)や清水寺も一望。白鳥たちがシベリアに帰ったあとのオフシーズンにも、展望台として楽しむことができます。
3. 安来節演芸館民謡 安来節の殿堂。まずは到着後、お隣の食事処へ「どじょう亭」と向かい、名物どじょう料理にてランチタイム。お腹いっぱいで、演芸館に戻り、生の安来節(唄と踊り)と安来節にまつわる感動のお芝居を楽しんでみましょう。「踊ってみたい」、そう思われた方はぜひ「どじょうすくい踊り」の体験教室へ(土・日限定)。
4. やすぎ懐古館 一風亭築100年の佇まいは、市内指折りの大商家・鎌田本店が、呉服や雑貨を販売するために建築したもの。1000平方メートルの空間には、11の和室、3つの蔵、茶室、中庭を備え、その雅な造りは、当時の豪華で、華やかな暮らしの一端を今に伝えています。
5. 米子水鳥公園
そして車はお隣・鳥取県米子市へ。白鳥たちの“マイホーム”となるコチラの公園は、ラムサール条約湿地登録がされる中海の一角、国際的にも注目を集める水鳥の生息地。特に、毎冬、約1000羽ものが飛来するコハクチョウの集団越冬は西日本最大級を誇っています。「また来年会おうね」そう別れを告げて、この旅もいよいよもフィナーレへ。
6. お菓子の壽城お土産も忘れずに〜、ということで向かった先は、米子城がモチーフ、山陰版“お菓子の城” 。城内には、「全国お菓子大博覧会」で名誉総裁賞を受賞した「とち餅」をはじめ地元を代表する銘菓・名産がズラリと並び、大型バスが毎日多数乗り付けるなど、すっかり山陰ツアーの立ち寄りポイントとして定着しています。